concerti.tsukubaのブログ

つくば・土浦・牛久近辺のコンサート情報のほか、個人的なメモなど

Cortosiaの使い方(その2)

Cortosia の使い方についてやっと理解できたことがあるので追記する。大部分は直感的に操作できるのですが、少し罠が仕掛けてあった印象です。

先に要点を書くと

いろいろと書いたら細かくなったので先に要点を:

マニュアルや操作画面で「保存」と書いてある部分は「保護」にして欲しい

ということです。

 

自動録音とファイル削除

前回の記事に書いた通り、Cortosiaはデフォルトで自動録音してファイルを作成していくため、どんどんファイルが増えていきます。どうでも良いお演奏はともかく、高得点が出た時などを後学のために残しておきたくなるのは人情でしょう。やはり。

録音ファイル一覧の画面で“残しておきたい”ファイルのト音記号をタップすると記号の色がオレンジ色になります。そして、画面右上にある「全削除」メニューをタップすると「本当にこの日付の録音データを削除しますか?」と聞いてきます。当然「はい」を押すと、次に「保存中の録音データも削除しますか?」とのメッセージが。ここが最大の罠でふつうは「保存中の」と聞かれると「いま、リアルタイムの録音中のファイル」のことかと思いません...かね?少なくとも私はそのように感じて、「はい」を押したら、見事に全てのファイルが削除されてしまいました。ここで「いいえ」と答えておけば、望み通りに橙色マークのついたファイル以外のファイルを全て削除できます。

 

ここはせめて「保護済みの録音データも削除しますか?」と聞いてもらえれば間違いが少ないのではないでしょうか。

 

このあたりの用語が適切ではない印象で、操作マニュアル画面の説明も理解しづらいので修正してほしいところです。下のキャプチャ画像に示すように、画面に「録音を保存(<橙色ト音記号>:保存中)」という説明文がありますが、これだけみて機能が理解できるとはちょっと思えない...

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この部分を例えば

「<黒色ト音記号>:自動削除、<橙色ト音記号>:保護」

とかすれば間違える人は少ないと思います。記号に鍵マークを付けたりすればより分かりやすいでしょう。最低限度「保存」→「保護」に変えるだけでも良いです。

 

もとの英文マニュアルではどのような記述だったのでしょうか。おそらく preserve と save との表記があって、どちらも日本語になおすと 「保存」だから今回のような間違いにつながったのではないかと想像しています。誤訳とまでは言いませんが混乱の元だと思います。固く書くならばpreserveは「永続保存」とか「貯蔵」「保護」?もうちょっと良い表記はないものか。

 

自動録音したくないとき

 「メニュー」→「設定」→「自動録音/ファイル容量」で自動録音に使用するディスク容量を指定できる。ここで「録音しない」を指定すれば自動録音はされない。このとき前述のファイル保存指定(ト音記号をタップしてオレンジ色にする)をしていないファイルはすべて削除されるので注意すること。

 

その他

  • マニュアルはメニュー画面で「情報」を押してから「使い方」を押す。
  • 「アタックの明瞭度」は一定音量までの立ち上がり速度と、その時間でのピッチ変化から判断している印象(あくまでも想像です)。
  • good-sounds.org ではトップ画面に「ログイン」「ユーザー登録」「プレビュー」の選択肢があり、とりあえずどんな様子かをみるには「プレビュー」で良い。気に入ったらユーザー登録すれば良い。こちらのwebではスケールにも対応しているので驚きました。これは人力での評価なのでしょうか?面白そうです。