こんちぇる亭Blog

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KORG Cortosia を試す

チューナーで音質向上?

KORG の Cortosia(コルトシア) なるチューナーアプリは単に音程を合わせるだけではなく、「いい音」かどうかを判断してくれるらしい。本当にその結果が信頼できるのかどうかはともかくとして、なかなか面白そうなので iPod Touch にアプリをインストール(¥1,200円)して試してみた。

 

www.korg.com

 

セットアップで楽器(私の場合はヴァイオリン)を選択し、あとは「練習室」でロングトーンを出すと5つの基準で評価した音質から点数を出すという仕組み。Webの説明によると

  1. ピッチの安定性
  2. 音量の安定性
  3. 音色の安定性
  4. 音色の豊かさ
  5. アタックの明瞭度

の5つの基準で判定しているらしい。音色は高調波で決まると考えると音色の「豊かさ」は倍音が沢山出ている方が良く、その「安定性」とは倍音の比率がどのていど一定しているかどうかで判断しているのだろうか?

 

楽器の音を出すと自動的に評価を行って、最終的には音を出している間の平均値が表示されているように感じる。解放弦だと比較的高い点数(80点以上)が出るのだけど...なかなか難しい...なぁ。もう少し練習せねば。「アタックの明瞭度」は何を基準にしているのか、イマイチ実感できなかった。

 

測定中は音が入ると自動的に判定・録音を開始し、音が切れるかある程度の時間が経過すると録音停止するようになっているみたいだ。自動で録音するごとに別ファイルとして保存される仕様になっているので、適当に画面を見ながら弾いていると、ものすごい数のファイルがフォルダ内に出来上がっていて愕然としてしまった。しかもメニューに「すべて削除」はあるのに「複数選択して削除」が出来ないので、どうやってちゃんと練習したファイルだけを残せるのかかなり悩んでしまいましたよ。これは実は思想が逆で、残したいファイルを指定(履歴画面でト音記号をタップして橙色に変える)しておいてから「すべて削除」を実行すれば良いことが分かった。

 

まだ使い始めたばかりですが、とりあえず思いつく希望としては

  • プロが演奏した例を聞きたい
  • 音階練習に対応してほしい(good-sound.org では出来ている?)
  • ビブラート練習に使えると面白そうだけど、これは難しいかも。
  • 録音ファイルを作成しないモードもあればうれしい

 

今後、この手のソフトは単音ではなくフレーズにも対応するようになっていくのでしょうか。テレビでやっているようなカラオケ採点番組のように、基準演奏があってそれからずれると減点、ビブラートなどがあれば加点、みたいな仕組みになればゲームとしては面白そう。でも、行き過ぎるとあまり音楽的ではなくなってしまうのでしょうね。good sound が自動判定できるようになったら、次は good music の自動評価ができるような時代がくるのかも。

 

結論

Cortosia 最初のバージョンが出たのは約1年前(2015年1月)。流行るかどうかは不明だが、ともすると退屈なロングトーン練習にメリハリと目標ができるのは間違いない。「こういうルールのゲーム」なんだと思って楽しんでいきたい。あわよくば音質が向上していれば嬉しいのだが。

 

追記

ファイル操作などについての記事をCortosiaの使い方(その2) - こんちぇる亭Blogに書きました。

 

再追記 (2017/02/05)

その後も記事を書いています。